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2024年に観た映画の中で印象に残った3本

  • 佐藤篤
  • 1月3日
  • 読了時間: 3分

世間はお正月休みということで、今回は趣味系のネタです。

 

以前はよく映画館に行っていたのですが、映画への興味が薄れていたこともあり、最近はあまり行くことがなくなっていました。

それが、近頃、過去の作品が4Kリマスターされて再上映されることが多くなり、観たかったけど観そびれていた作品や、PCの画面ではなく映画館の大画面で観たい作品が上映される機会が増え、昨年は久々に何度か映画館へ足を運びました。

 

そういう訳で、昨年観た映画作品の中から、印象に残った3本を取り上げます。


 

アメリカン・ユートピア



突然ですが、人間の体は電気信号で動いているのだそうです。

神経を流れる電気信号が身体各所の筋肉に伝わって動くという仕組みらしいです。


そうであれば、体内に細かく電極を張り巡らせることで、アルゴリズムを使って人体を自在に操縦できるはずです。

絶対にぶつからないよう、複数の人を縦横無尽に動かしたり、楽器を触ったこともない人にプロ並みの演奏をさせたり、日本語しか話せない人に英語の歌を歌わせたりといった、生身の人間がやっているとは思えないようなパフォーマンスを可能にできます。


この作品はそのようにして撮影された映画だと私は信じています。

 


マッドマックス怒りのデス・ロード



詳しいあらすじはウェブで確認してもらうとして、この映画の主要な登場人物にイモータン・ジョーというキャラクターが出てきます。

このイモータン・ジョーはいわば悪の親玉のような存在で、水資源を抑えることで人々を支配し、一方で石油資源の奪い合いに勤しんでいます。

そして、健康な若い男はイモータン・ジョーの兵隊として、若い女性はイモータン・ジョーの子供を産む存在として、それ以外の人々は施しを受ける存在として描かれます。


この作品は、核戦争後の近未来を舞台にしているように見せかけて、実際は今の世の中を表しているのだと思いました。

フェリオサという登場人物がいて、彼女はイモータン・ジョーに逆らうヒロインなのですが、そのフェリオサがリスクを冒して助けようとするのは若い女性達だけというのも、私の見方を裏付けています。


中年真っ盛りともなると、自分を主人公のマックスやイモータン・ジョーに重ね合わせることができなくなり、こんな観方しか出来なくなるのだなあ、と妙に感心させられた作品でした。

 


パーフェクト・デイズ



絶賛するコメントが目に付いたので観てみました。

正直、私にはピンときませんでした。


ポジティブな評価をしている人とそうではない、私のような人との違いを暫く考えていました。

いろいろ思い付いてはいるのですが、うまく一言で言い表すことが出来ておらず、今でもときどき考えることがあります。


その、いろいろ考える過程含め、楽しめた映画でした。

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